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ソフトバンク、スマホ通話に定額制 ドコモとKDDIも追随か (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
取り敢えず、サンケイビズさんのものを取り上げましたが、他の記事も似たような事を書いています。
2013年11月の記事と古いですが、
ドコモ、通話定額サービスについて「いずれ導入しなければならない」とコメント|携帯総合研究所 こういうのもある事から、docomoは定額制を導入するでしょう。
さて、その根拠、ビジネスモデルはどのようになっているのでしょうか。
まず、VoLTE(LTE回線で通話が可能になるサービス。今までは3Gなどの回線)の導入により、通話自体の通話自体の運用コストが下がるので、定額制を導入しやすいというのもあるでしょう。ただ、それは建前であって、もしSoftBankが定額制を導入をしなければ、おそらく今までと同様な価格設定になっていたでしょう。
このリサーチ記事の時期(先月)だと、ガラケー:スマホ=50:50らしいので、もうそろそろガラケー:スマホ=30:70にはなりそうですね。
それで現在、スマホを使っている人と、ガラケーを使っている人はどのような人か。想像できると思いますが、ガラケー1つしか持っていない人は、スマホには変えられない40代もしくは50代以上の高齢の方が多いです。逆に若い人の中には2台持ち等で賢くガラケーとスマホを使い分けてます。
そしてガラケーユーザーはデータ通信よりも音声通信が主な使い道となっています。そのガラケーユーザーをスマホへとシフトさせるために、通話の定額制は魅力的でしょう。そして料金体系も、SoftBankのようにデータ通信+通話料金がセットのようになったものでなく、データ通信と通話料金とわけて設定しておくのです。
そうすると、ガラケーユーザーは取り敢えず、通話料金の定額を選びます。すると、スマートフォンは、なにかとデータ通信が嵩んでしまうので、0円からスタートのダブル定額でもすぐに5~6,000円とかになっちゃいます。CMでは、3000円からの通話定額!と謳いながら、裏でデータ通信で稼ぐという今までの通信業界の十八番である情弱商法をやってのけるのです。
もっとも、データ通信が高いという事に気づいた時には「時既に遅し」、ということでユーザーもなかなか地獄から逃れられず、結局はスマホに換えて、定額料金にしちゃうという落ちになるでしょう。つまりは、データと音声の定額を狙う。
今までのガラケーユーザーの平均使用料金はスマホユーザーよりも安いです。それをガラケー→スマホと推移させる事で、平均使用料金の底上げが狙えるでしょう。
というわけで、久しぶりにSoftBankと全く違った料金設定で勝負に出る事ができるのではないでしょうか。このデータと音声の定額の料金設定は数学に詳しい中の専門家が計算してくれる事でしょう。
そして、、、らでぃっしゅぼーやをどうするんですかdocomoさん?
では